電化製品等の使用感を書く。
キム・ウンジュ(著)、キム・ジェヨン(絵)の「+1cm LIFE たった1cmの差があなたの未来をがらりと変える」を読んだ。
雰囲気だけで中身が全然無い本だった。
税込1500円の価値は無い。
宣伝すればどんな駄作でもベストセラーになれるということを教えてくれる。
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題名:「+1cm LIFE たった1cmの差があなたの未来をがらりと変える」
著者:キム・ウンジュ、キム・ジェヨン
訳者:小笠原藤子
日本語版デザイン:佐々木伸、周田心語
手書き文字:菅原実優
校正:株式会社ぷれす
編集:森彩子
発行者:山本周嗣
出版社:株式会社文響社
印刷:株式会社光邦
製本:本間製本株式会社
令和3年2月24日第1刷発行
令和3年3月22日第2刷発行
柳沢幸雄の「お母さんに知ってほしい 思春期男子の正しいトリセツ」を読んだ。
全く役に立たない本だった。
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題名:「お母さんに知ってほしい 思春期男子の正しいトリセツ」
著者:柳沢幸雄
イラスト:もづこ
出版:SBクリエイティブ株式会社
令和2年12月24日初版第1刷発行
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★★★勉強についての記述は、全然参考にならない
★「能力を疑う前に勉強の「やり方」を見直す」(36頁)
・私立中学・私立高校のように、生徒の学力がそれなりに揃っている環境を想定している。(できない教科があったら、その教科が得意な友達に「勉強のやり方」を聞け、とのことである。)
・中学受験を経験し、私立中学・私立高校を経て東大に入った人は、「才能」の存在を知らないことが多い。
★「時間がなくても復習はできる」(44頁)
「実は私自身、中学・高校時代は家で勉強することはほとんどありませんでした。」(44頁)
「わからないことがあれば、近くにいる先生や友達に質問すればすぐに解決します。」(44頁)
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★「自分がされて不愉快なことは人にするな」(88頁)
「〜〜、「自分がされて不愉快なことは人にするな」という言葉。この言い方なら、それが不愉快かどうかを判断する主体はあくまでも自分自身になります。思考の軸を、他人ではなく「自分」側に向けているだけでなく、善悪の判断をあなた自身が考えなさいというメッセージになっています。」(88頁89頁)
・自分がされて不愉快でないことならば他人にしても良いのか。他人にとって不快かどうかは、他人に聞かなければわからないはず。
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★122頁、123頁、「ハズレの先生」を批判してはいけないらしい。
「先生との「相性」の問題だととらえる」(123頁)
・ハズレの先生は実在するのに、嘘をついてどうするのか。
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★「好きなことで勝負する社会がやってくる」(171頁)
・現代の仕事の大部分は「他人の欲望を満たすための仕事」「共同作業の一部」なので、好きなことを仕事にできる人間の数は限られている。
★「〜、今は学歴より個人の能力が重視される時代です。」(171頁)
・学歴は、ある種の能力を表している。
★「男性、女性といった性による差別や役割分担はあってはならないというのが社会全体のコンセンサスとなっている今、〜」(191頁)
・なってない。
★「誰にでもできる仕事はAIが代行する」(192頁)
・最近、家の水道の蛇口が2箇所壊れた。どちらも水漏れ。直し方はネットで調べてあっさり判明したが、修理のための部品・工具が家になかったので、すぐには直せなかった。部品と工具は通販で取り寄せた(註文した日の翌日に届いた)。水の漏れ方が大したことなかったので、水道屋を呼ばずに済んだのだが(1日待つことができた)、もし漏れが酷かったら「誰にでもできる蛇口修理」の仕事を水道屋さんに与えてしまっただろう。
学研の中学の歴史の参考書を読んだ。
読み易かったが、記述が偏っているように感じるところも多かった。
偏りの程度は、他社の歴史の教科書・参考書と同じくらい。
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ウポポイの宣伝がしつこい。
173頁より、
発展 アイヌ民族と文化
2020年に、アイヌ文化の復興・発展を目的とする国の施設として、北海道白老町に国立アイヌ民族博物館や国立民族共生公園などの施設からなるウポポイ(民族共生象徴空間)がつくられた。
260頁より、
民族共生象徴空間・ウポポイ
アイヌ文化を復興・発展させる拠点として、2020年に開業した施設。国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園などからなる。
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親戚がアイヌだが、差別されたという話は一切聞いたことがない。
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題名:「学研ニューコース 中学歴史」
出版:学研
製作:ニューコース製作委員会(伊藤なつみ、宮崎純、阿部武志、石河真由子、小出貴也、野中綾乃、大野康平、澤田未来、中村円佳、渡辺純秀、相原沙弥、佐藤史弥、田中丸由季、中西亮太、髙橋桃子、松田こずえ、山下順子、山本希海、遠藤愛、松田勝利、小野優美、近藤想、辻田紗央子、中山敏治)
カバーイラスト・マンガ:へちま
ブックデザイン:next door design(相京厚史、大岡喜直)、株式会社エデュデザイン
本文イラスト:加納徳博、マカベアキオ、森永みぐ、株式会社サイドランチ
図版:木村図芸社、ゼム・スタジオ
編集協力:有限会社青山社、オフィス・イディオム、八木佳子
マンガシナリオ協力:株式会社シナリオテクノロジー ミカガミ
データ作成:株式会社明昌堂(データ管理コード:19-1772-4324 (CC2020))