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娘娘電機

電化製品等の使用感を書く。

【感想】アメリカン・ゴッズ

ニール・ゲイマンの「アメリカン・ゴッズ(上・下)」を読んだ。
つまらない小説だった。

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題名:「アメリカン・ゴッズ」
著者:ニール・ゲイマン
翻訳:金原瑞人、野沢佳織
出版社:角川文庫

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アメリカ合衆国に暮らす神々の物語。
ヨーロッパ系の神々が主に活躍する。
戦闘場面はほとんど無く、あまり盛り上がらない。
設定におかしな点がある。

★ヨーロッパの神々が忘れられたのは、人々がアメリカへ移住したからではなく、キリスト教が広まったからではないか。

ユダヤ教、キリスト教、イスラム教への言及が少なく、敢えて無視している感じ。

新しい神(ネットの神、テレビの神など)と古い神(神話の神々)との戦いでは、一神教の神の居場所が無い。

★主人公に魅力がない。

・強盗・詐欺を繰り返す犯罪者のくせに、周りの人から何故か「良い人」として扱われている。

・主人公は積極的に行動しない。日本のライトノベルでよく見かける、美少女に振り回され、流されていくタイプの主人公に似ている。美少女の代わりに怪しいジイサンが、無気力で平凡な少年の代わりに無気力で平凡なオッサンが登場する。

・主人公は、物語の終盤に少しだけ自分の意志で行動し、それによって英雄になってしまう。日本のラノベ(のツマラナイ作品)でも似たような展開がしばしばある。

★無駄な性描写

ハリウッド映画のような、無意味なセックスあり。しかも記述が詳しい。

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コメント

1. 無題

小説家にとっては主人公が振り回されるお話の方が書きやすいのだろう

2. 無題

欧米の作品はどうしてもキリスト教に縛られてる感じがして楽しめないことが多い

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