電化製品等の使用感を書く。
文響社の「うんこ漢字ドリル テスト編 小学3年生」の中身を見た。以下はその時のメモ。
--------------------
面白い文もあるし、つまらない文もある。
全ての例文で「うんこ」を使用しているため、諺などは一切載ってない。
テスト編なのに、テストの直前に覚えるべき漢字(答え)が載ってる。
芸術家がうんこを持って踊っているという例文が複数ある。
『「うんこ」としか書かれていなかった』という文が複数ある。
うんこの話で盛り上がる、という例文が複数ある。
うんこを撒き散らす鳥獣が何度も登場する。
首に巻いたうんこが例文に複数回登場する。
「うんこサマーランド」「うんこダンス大会」「うんこおじさん」「うんこ電球」「うんこサッカー」など名詞の前に「うんこ」を付けただけで済ませることも多い。
怪力男が例文に複数回登場し、うんこを投げたり持ち上げたりする。
学習指導要領が原因なのか知らないが、熟語が読みにくい。漢字と平仮名が混じってる。
「指じ」「想ぞう」「せん用」「大ふごう」「ち上」「いっしゅん」「服そう」「半がく」「ひりょう」「活やく」「しゅ味」「きょう味」「ゆうれい」「ほご者」「階だん」「いったん」「と中」「きょ大」「朝礼だい」「ば面」「もよう」「一さつ」「開はつ」「大ぐん」「しゃしん」「きん勉」「ちゅう断」「真けん」「ほう玉」「結きょく」「皮ふ」「歯科いいん」「かんご師」「一生けん命」「体そう」「ていしゅつ」「ゆうが」「こうふん」「えい画」「えいぞう」「せいかく」「かい力」「高そうビル」「はく手」「そうさ」「公かい」「事けん」「しょう来」「世かい」「三こ」「和かい」「終りょう」「そんけい」「発てん」「てき」「かのう」「にんげん」「接着ざい」「ぜっする」「かみ型」「ふつう」
「和食」の隣に「洋しょく」がある。
全部漢字にして振り仮名で読むようにすれば、見やすくなるし、漢字の読み方の勉強にもなるはず。
荻野淳也氏が書いた「心のざわざわ・イライラを消す がんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス」という本を読んだ。以下はその時のメモ。
--------------------
著者:荻野淳也
題名:「心のざわざわ・イライラを消す がんばりすぎない休み方 すき間時間で始めるマインドフルネス」
出版社:株式会社文響社
2018年7月2日第1刷発行
--------------------
ちょっとした時間にマインドフルネス(瞑想等)によって心を落ち着かせましょうという本。
マインドフルネスとは何か。深呼吸する。集中する。意識する。じっくり味わう。観察する。瞑想する。自分の体・感情を客観視する。
★マインドフルネスは禅を簡略化したもの?
158頁、「マインドフルネスとは、心の平静を取り戻す技術であり、自分以外のなにかに縛られている自分に気づき、本来の自分を選択する技術でもあるのです。」
★「本来の自分」とは何か?
予定が詰まっていても、信号待ち等の隙間の時間に瞑想等で心を落ち着かせる。
★現実を変えることは難しくても、自分(の心)を変えることは今すぐできる、といった感じ。何とかして現実の方を変えたいものだが。
145頁、「コップ半分の水を見たときに「半分しか」ではなく「半分も」水が入っていると思えるような考え方に変えるには練習が必要です。」
他の頁では、物事をありのままに見ることの重要性が述べられていた。コップに半分水が入っていることに特別な価値判断(ジャッジ)を下す必要はあるのか。ネガティブな考え方・感情も悪いものではなくそのまま受け入れれば良いというのであれば、無理にポジティブな考え方をする必要もないのではないか。
156頁、「そのがんばりって、「ねばならない」とか、「こうすべき」など、無意識のうちに自分を不自由にしている、これまでの時代の常識やルールから生まれたものではないでしょうか。」
午堂登紀雄氏が書いた『「稼ぐ子」に育てるために今すぐやめる24のタブー』を読んだ。以下はその時のメモ。
----------
著者:午堂登紀雄(ごどう・ときお)
題名:「稼ぐ子」に育てるために今すぐやめる24のタブー
出版社:株式会社マガジンハウス
平成30年11月22日第1刷発行
----------
お小遣いをあげてはいけない、お年玉をあげてはいけない、財産を遺してはいけない、などと書いてある本。どこにでもよくある普通の自己啓発本。
☆この本で取り上げられている成功者は皆、一代で成り上がった人。親の資産を引き継いだ上で大きく成功した人については触れていない。
24頁、「〜、お小遣い制はサラリーマンを前提にした発想」である。
ナディーヌ・ロスチャイルド氏は「ロスチャイルド家の上流マナーブック」においてお小遣い制を肯定しており、芝刈りや洗車等の仕事に対して報酬を支払うことに「賛成できません」と述べている。
カバーの返し、「親の「貧困体質」は、子に「遺伝」する!」
174頁、「貧困が連鎖する原因の大きな部分は、親の子育てにあると私は考えています。」
186頁、「つまり子に自由や成功を手に入れさせるには「すべてが自己責任」と捉えて行動させることです。」
この本は、矛盾することを述べている。ある場所では、子供が貧乏になるのは親(即ち子供にとっての環境)が原因であると述べている。別の場所では、子供が貧乏になるのは自己責任であり、親も含めて誰も手助けするべきではないと述べている。
☆子育ての仕方によって子供が貧乏体質になったり成功しやすくなったりする、という考え方と、全ては子供の自己責任、という考え方とは両立しないのでは?
157頁、「しかしよその子の小遣いの問題はその親が考えることであり、他人がその家庭の金銭教育に勝手に踏み込んだり、その子の金銭感覚に影響を与える権利はどこにもありません。これは逆もしかりです。」
言ってることがよくわからない。権利があろうとなかろうと、ある子供の金銭感覚に対して、どこかの誰かが何らかの影響を与えてしまうのを防ぐことは不可能。現実に子供は親だけではなく友人や学校の教師とも長い時間を一緒に過ごすので、「親だけが子供の金銭感覚に影響を与える権利を持つ」などと言ってもどうしようもない。
☆本書は「全ては自己責任」という考え方を無理に貫こうとしてグダグダになっている。