電化製品等の使用感を書く。
「うんこドリル かん字もんだいしゅう編 小学2年生」の中身を見た。
すべての問題文で「うんこ」という語を使っている。
その所為で似たような文章ばかりになっている。
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「早朝に北を向いてうんこをすると願いが叶う。」(20頁「そうちょう」)
「南西の方角に向けてうんこをすると願いが叶う。」(28頁「なんせい」)
「元日に滝の下でうんこをすると願いが叶う。」(80頁「がんじつ」)
「父の母校では、どこでうんこをしても自由だったそうだ。」(5頁「ぼこう」)
「この会社の中ではどこでうんこをしても自由です。」(31頁「会社」)
「牛肉を買いに来たが、うんこをしたら忘れてしまった」(53頁「ぎゅうにく」)
「父から伝言を頼まれたが、うんこをしたら全部忘れてしまった。」(56頁、でん「ごん」)
「汽笛かと思ったら父のうんこの音だった。」(49頁「き」笛)
「煎餅を食べる音かと思ったら、父がうんこをする音だった。」(59頁「食」)
「野鳥のさえずりかと思ったら君のうんこの音か。」(16頁「やちょう」)
「このページの三行目から先は、うんこのことしか書かれていない。」(72頁「さんぎょう」目)
「この本の後半はうんこのことしか書かれていません。」(77頁「こうはん」)
「今朝の新聞はどのページを見ても「うんこ」しか書かれていない。」(23頁「今朝」)
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パラパラ眺めていても、文章に変化がなく、退屈。
これでは子供もすぐ飽きるだろう。
植西聰氏の「運命の人とつながる方法」を読んだ。
全く参考にならない本だった。
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題名:運命の人とつながる方法
著者:植西聰(うえにしあきら)
出版社:文響社
平成29年9月20日第1刷
巻末の著者情報:
東京都出身。著述家。学習院大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事。独自の「成心学」理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。1995年、産業カウンセラー(労働大臣認定資格)を取得。
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★仮名の人間のエピソードが多い
仮名の誰かさんの逸話が多く、著者自身の話は全然出てこない。
著者は、運命の人とつながったことがないのだろうか?
自分が実践していない生き方を他人に勧めてる?
変な人だと思って色々調べてみたら、例のイオンド大学で「称号」を授与されている人だった。
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https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784837964711
著者等紹介
植西聰[ウエニシアキラ]
東京都出身。著述家。心理カウンセラー。産業カウンセラー(労働大臣認定)。1982年、ウィーグル研究所を設立。2001年、米国イオンド大学より、心理学博士の名誉称号を授与される。「知客職」(僧侶)の称号を持つ。現在、「心理学」「成功哲学」などの研究に従事し、人々に喜びと元気を与えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784340100101
著者プロフィール
植西聰 (ウエニシアキラ) (著/文)
東京都出身。著述家。心理カウンセラー。1982年ヴィーグル研究所設立。2001年米国イオンド大学より心理学博士の名誉称号を授与される。現在は「心理学」「成功哲学」などの研究に従事。
著書に『運がよくなる100の法則』(集英社)、『宇宙銀行 徳を積み立てると幸運が引き出せる』(サンマーク出版)、『いいことがいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房)、『「折れない心」をつくるたった1つの習慣』(青春出版社)など多数。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784426117535
著者等紹介
植西聰[ウエニシアキラ]
心理カウンセラー。東京都出身。学習院大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、「心理学」「東洋思想」「ニューソート哲学」などに基づいた人生論の研究に従事。1986年(昭和61年)、20年間の研究成果を体系化した『成心学』理論を確立し、人々に喜びと安らぎを与える著述活動を開始。1995年(平成7年)、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。他に、知客職(僧位)、「心理学博士」の名誉称号を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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★経歴の紹介文が微妙に変わっている。
「運命の人とつながる方法」など、2013年以降の紹介文だと「成心学」理論を確立してから著述活動を開始したことになっているが、2011年以前の経歴紹介文ではそのような言葉が出てこない。
文響社の出した漫画版「バビロン大富豪の教え」を読んだ。
原作とはかなり話が違う。
原作では一話一話登場人物と時代が変わっていたけれども、漫画版はバンシル一人の物語になっている。 原作の逸話のほとんど全てがバンシルの体験として描かれているため、バンシルは転職しすぎ且つ性格変わりすぎの奇人になってしまっている。
「奴隷のいない社会を作ろう」というのではなく、「奴隷みたいな生活から抜け出して、奴隷を使役できる地位を得よう」というお話である。
古い本なので、現代日本人にとって目新しいことは書いてない。
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★1冊目
題名:漫画 バビロン大富豪の教え「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
原作:ジョージ・S・クレイソン
企画・協力:大橋弘祐(おおはしこうすけ)
漫画:坂野旭(さかのあさひ)
ブックデザイン:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ)
翻訳協力:齋藤慎子
監修:中田一郎(中央大学名誉教授)
作画協力:なっとうごはん、大野智香、大野三和
出版社:文響社
2019年10月8日第1刷
2019年10月30日第2刷
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★2冊目
題名:「バビロンの大金持ち」
著者:ジョージ・S・クレイソン
原題:「The Richest Man In Babylon」として単行本化)
翻訳者:楡井浩一(にれいこういち)
出版社:河出書房新社
2018年8月20日初版発行
2008年に実務教育出版から刊行された「バビロンの大金持ち」を文庫化したもの。
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河出書房新社版の訳者あとがきより
「 しかし、史実として、バビロンが特に(他の文明と比べて)独創的な経済制度を生み出したとか、公の施設で蓄財セミナーが開かれていたとかいう証拠はない。」
★借金返済記録の粘土板も作り話か?
原作ではアメリカの学者、漫画版では日本の学者が粘土板を解読する。
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河出書房新社版158頁より
「『(…略…)おのれの内に奴隷の魂を宿す者は、いかなる家門に生まれようと、低きに流れる水のごとく、奴隷となり果てるのではありませぬか? 自由民の魂を宿す者は、たとえ不運に見舞われようと、生まれ育った街で人から敬われ、誉れ高き人間となるのではありませぬか?』」
漫画版362頁363頁より
「自分の弱さのせいで奴隷に堕ちたお前が 自分が自由民だなんてよく言えたものです」
「「今の自分は奴隷の身に甘んじている」 あなたはそう仰いましたが…それは順番が逆なのではないですか?」
「奴隷になったから甘んじているのではなく 甘んじているから奴隷になったのではないですか?」
「自由民の魂を宿すならどんな境遇に置かれても あなたが生まれた街…バビロンで敬愛されるのではないでしょうか?」
★黒人が奴隷だったのは「奴隷の魂」の所為なのか?
肌の色によって奴隷と自由民を分けていた国でこのような本が出版され、ウケているというのは恐ろしいことである。