電化製品等の使用感を書く。
文響社の「うんこドリル 漢字 小学5年生」の中身をじっくり読んでみたら、変な例文ばかりだった。
汚いだけでなく、日本語としておかしい例文が多い。
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題名:「うんこドリル 漢字 小学5年生」
作者:古屋雄作
デザイン・イラスト:小寺練
編集:山本周嗣・谷綾子
出版社:文響社
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★日本語が不自由?
「動物たちのうんこを保護する職業。」(57頁「護」)
「余分なことは考えず、ただ目の前のうんこだけを見つめよ。」(92頁「余」)
「雰囲気を変えて、うんこの話でもしようか。」(99頁「囲」)
★意味不明
「これは、間違いなく幹部クラスのうんこだ。」(24頁「幹」)
「これからうんこを手術します。」(38頁「術」)
「うんこを二人一組で使えば効率が良くなるはずだ。」(47頁「効」)
「君は「うんち」と「うんこ」を混同しているんだ。」(49頁「混」)
「「うんこ」を「うんち」と書いた者は不可とする。」(57頁「可」)
状況がわからないので「不可」の意味もわからない。
「弁護士が、うんこを弁護している。」(57頁「護」)
「うんこを使って、崖から落ちそうな人を救う。」(64頁「救」)
どうやって? 状況を説明する絵は無い。
「その歩兵はうんこをしていて、天下統一の瞬間を見逃した。」(68頁「統」)
KOEIのゲームをやっているのでなければ、「天下統一の瞬間」なんて存在しないのでは?
「うんこのせいで貧乏になった。」(88頁「貧」)
★無理がある
「慣例に従って、うんこを流されてしまった。」(7頁「慣」)
「銅貨と間違えて、レジの店員にうんこを渡してしまった。」(86頁「銅」)
日常的に「銅貨を支払おう」などと意識することはあるだろうか。
「うんこに消費税をかけるなんて無茶だ。」(92頁「税」)
消費税の性質を考えると、ちょっと無理がある。
★学習する語が役に立ってない
「謎のうんこ形生物が寄宿舎に姿を現した。」(79頁「寄」)
「父がうんこに白いスプレーをかけて、「綿花。」と言った。」(84頁「綿」)
★間違っている?
「うんこが出ないので、産婦人科の医者に相談をしてみよう。」(11頁「婦」)
妊娠中であればこれで良いのかもしれない。
「年齢とうんこの回数は比例しない。」(47頁「比」)
★手抜き
「怒った妻が、「このうんこ男!」とわめいている。」(11頁「妻」)
★名詞に「うんこ」を混ぜただけ
「東京うんこ大学」「うんこカード」「うんこ観覧車」「うんこ英雄伝」「うんこ・バイ・ミー」「週刊少年うんこ」「うんこマシン」「うんこフィギュア」「うんこ通知表」「うんこエステ」「うんこ野球部」「うんこレコード大賞」「スーパーうんこカード」「うんこダンス」「うんこ大陸」
「うんこ博物館」のようなものであれば、うんこを飾っている博物館なのかと想像できるが、「うんこレコード大賞」などは詳しい説明がないと全く理解できない。