電化製品等の使用感を書く。
書籍名「高次元シリウスが伝えたい水晶(珪素)化する地球人の秘密」
著者:松久正
発行所:株式会社ヒカルランド
2017年4月30日第1刷
2017年7月1日第5刷
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松久正さんの上記の本を読んだ。この本によると、松久さんは「地球人進化クリエイター」だという。鎌倉にある診療所では「魂の超医療」を行なっているとも書かれている。医者の資格さえあれば、診療の内容がどんなものであっても咎められないのだろうか。
上記の本の一部を引用。
53頁「人間は地球外生命体とサルのハイブリッドです」
本当だろうか。地球外生命体はどのようなものだったのだろうか。この本には書いてない。
76頁「珪素研究会や珪素医学団体などは一般的な3次元の科学の話をしていますが、私は宇宙叡智との交流の中でこの知識と情報を得ています。」
ということは、宇宙叡智と交流できない人には本書の内容の真偽は確かめられないってことか。
106頁「その引き寄せるエネルギーが「重力」です。これを「アース・ウェイブ」と名付けました。」
なぜ言い換えたのだろうか。
153頁「人間が珪素化すると、あまり食べなくてよくなります。私の尊敬する弁護士で、すぐれた人間力をお持ちの秋山(佳胤)先生は不食を実践されて、8年も何も食べておられません。飲みもしていない。たまにおつき合いのときは、ちょっと食べるらしいですが、何も食べなくていいということです。」「秋山先生はプラーナからエネルギーを得ていると表現されていますが、フリーエネルギーを得ていることと同じことです。」
1日1食しか食べない人を見たことあるが、何も飲まない人は見たことがない。秋山先生は汗をかかないし、小便もしないのだろうか。
173頁「私の診療所では、私は患者さんの身体のソウル・ウェイブの振動波の乱れ、つまり身体のオーケストラの演奏(トーン)を乱しているところに触れて、正しています。」
174頁「エネルギーの原則でいうと、ソウル・ウェイブを正せば一瞬でがんは消えるはずですが、脳が細胞に指令してしまうので、がんのままなのです。」
脳の指令によって、癌が維持されるというのは本当なのか。脳の指令で癌をどうこうできるのであれば、ソウル・ウェイブはどうでもよくないか。
49頁「鎌倉の診療所(新規予約数年待ち)で起きていること」
巻末に著者が講師を務めるセミナー(料金9000円)の案内がある。忙しくて患者を数年待たせているのに、セミナーをやる時間はあるらしい。患者なんてどうでもいいのだろうか。
「高次元シリウスが伝えたい〜〜」という本はゴミだと思う。