電化製品等の使用感を書く。
植西聰氏の「運命の人とつながる方法」を読んだ。
全く参考にならない本だった。
--------------------
題名:運命の人とつながる方法
著者:植西聰(うえにしあきら)
出版社:文響社
平成29年9月20日第1刷
巻末の著者情報:
東京都出身。著述家。学習院大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、人生論の研究に従事。独自の「成心学」理論を確立し、人々を明るく元気づける著述を開始。1995年、産業カウンセラー(労働大臣認定資格)を取得。
--------------------
★仮名の人間のエピソードが多い
仮名の誰かさんの逸話が多く、著者自身の話は全然出てこない。
著者は、運命の人とつながったことがないのだろうか?
自分が実践していない生き方を他人に勧めてる?
変な人だと思って色々調べてみたら、例のイオンド大学で「称号」を授与されている人だった。
--------------------
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784837964711
著者等紹介
植西聰[ウエニシアキラ]
東京都出身。著述家。心理カウンセラー。産業カウンセラー(労働大臣認定)。1982年、ウィーグル研究所を設立。2001年、米国イオンド大学より、心理学博士の名誉称号を授与される。「知客職」(僧侶)の称号を持つ。現在、「心理学」「成功哲学」などの研究に従事し、人々に喜びと元気を与えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784340100101
著者プロフィール
植西聰 (ウエニシアキラ) (著/文)
東京都出身。著述家。心理カウンセラー。1982年ヴィーグル研究所設立。2001年米国イオンド大学より心理学博士の名誉称号を授与される。現在は「心理学」「成功哲学」などの研究に従事。
著書に『運がよくなる100の法則』(集英社)、『宇宙銀行 徳を積み立てると幸運が引き出せる』(サンマーク出版)、『いいことがいっぱい起こる!ブッダの言葉』(三笠書房)、『「折れない心」をつくるたった1つの習慣』(青春出版社)など多数。
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784426117535
著者等紹介
植西聰[ウエニシアキラ]
心理カウンセラー。東京都出身。学習院大学卒業後、資生堂に勤務。独立後、「心理学」「東洋思想」「ニューソート哲学」などに基づいた人生論の研究に従事。1986年(昭和61年)、20年間の研究成果を体系化した『成心学』理論を確立し、人々に喜びと安らぎを与える著述活動を開始。1995年(平成7年)、「産業カウンセラー」(労働大臣認定)を取得。他に、知客職(僧位)、「心理学博士」の名誉称号を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
--------------------
★経歴の紹介文が微妙に変わっている。
「運命の人とつながる方法」など、2013年以降の紹介文だと「成心学」理論を確立してから著述活動を開始したことになっているが、2011年以前の経歴紹介文ではそのような言葉が出てこない。
文響社の出した漫画版「バビロン大富豪の教え」を読んだ。
原作とはかなり話が違う。
原作では一話一話登場人物と時代が変わっていたけれども、漫画版はバンシル一人の物語になっている。 原作の逸話のほとんど全てがバンシルの体験として描かれているため、バンシルは転職しすぎ且つ性格変わりすぎの奇人になってしまっている。
「奴隷のいない社会を作ろう」というのではなく、「奴隷みたいな生活から抜け出して、奴隷を使役できる地位を得よう」というお話である。
古い本なので、現代日本人にとって目新しいことは書いてない。
--------------------
★1冊目
題名:漫画 バビロン大富豪の教え「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
原作:ジョージ・S・クレイソン
企画・協力:大橋弘祐(おおはしこうすけ)
漫画:坂野旭(さかのあさひ)
ブックデザイン:吉岡秀典(セプテンバーカウボーイ)
翻訳協力:齋藤慎子
監修:中田一郎(中央大学名誉教授)
作画協力:なっとうごはん、大野智香、大野三和
出版社:文響社
2019年10月8日第1刷
2019年10月30日第2刷
--------------------
★2冊目
題名:「バビロンの大金持ち」
著者:ジョージ・S・クレイソン
原題:「The Richest Man In Babylon」として単行本化)
翻訳者:楡井浩一(にれいこういち)
出版社:河出書房新社
2018年8月20日初版発行
2008年に実務教育出版から刊行された「バビロンの大金持ち」を文庫化したもの。
--------------------
河出書房新社版の訳者あとがきより
「 しかし、史実として、バビロンが特に(他の文明と比べて)独創的な経済制度を生み出したとか、公の施設で蓄財セミナーが開かれていたとかいう証拠はない。」
★借金返済記録の粘土板も作り話か?
原作ではアメリカの学者、漫画版では日本の学者が粘土板を解読する。
--------------------
河出書房新社版158頁より
「『(…略…)おのれの内に奴隷の魂を宿す者は、いかなる家門に生まれようと、低きに流れる水のごとく、奴隷となり果てるのではありませぬか? 自由民の魂を宿す者は、たとえ不運に見舞われようと、生まれ育った街で人から敬われ、誉れ高き人間となるのではありませぬか?』」
漫画版362頁363頁より
「自分の弱さのせいで奴隷に堕ちたお前が 自分が自由民だなんてよく言えたものです」
「「今の自分は奴隷の身に甘んじている」 あなたはそう仰いましたが…それは順番が逆なのではないですか?」
「奴隷になったから甘んじているのではなく 甘んじているから奴隷になったのではないですか?」
「自由民の魂を宿すならどんな境遇に置かれても あなたが生まれた街…バビロンで敬愛されるのではないでしょうか?」
★黒人が奴隷だったのは「奴隷の魂」の所為なのか?
肌の色によって奴隷と自由民を分けていた国でこのような本が出版され、ウケているというのは恐ろしいことである。
ソン・ウォンピョンが書いた「アーモンド」を読んだ。
めちゃくちゃツマラナイ小説だった。
しかし、ネット上ではこの作品を褒める人も多い。
不思議だ。
--------------------
題名:「アーモンド」
著者:ソン・ウォンピョン(孫元平)
翻訳者:矢島暁子(やじまあきこ)
出版社:祥伝社
令和元年7月20日初版第1刷
令和元年8月15日第2刷
--------------------
帯の讚辞がすごい。帯の内側まで絶讚の声、声、声…。
「韓国で30万部突破! 世界13カ国で翻訳決定!」
「「感動のベストセラー小説」上陸!」
「大反響で重版!!」
「韓国で「書店員が選ぶ今年の本」(2017)に選ばれた傑作」
「国内外問わず、今年読んだ中でナンバー1作品!」(文教堂書店 青戸店 青柳将人さん)
「アジア、いや世界文学の名作です。」(大垣書店 豊中緑丘店 井上哲也さん)
「こんなにも涙が流れる。ずっと心に響いています。」(うさぎや 矢板店 山田恵理子さん)
「心に刺さることが多くて、たくさんの付箋を貼っていた。」(ブックファースト ボーノ相模大野店 西和美さん)
「この作品は世界共通の言語だ。価値観を一変させるパワーに溢れた一冊。」(三省堂書店 有楽町店 内田剛さん)
「本当になんて素晴らしい読書体験! 衝撃でした。」(TSUTAYA 中万々店 山中由貴さん)
「人ひとりの命があまりにも軽くなってしまったー今、この時代に読んでほしい。」(新進 書籍販売部 宮地友則さん)
「衝撃の書。物語の持つ力を直球ど真ん中に受けたような気がします。」(ときわ書房 千城台店 片山恭子さん)
「現代社会のひずみを、希望へと導くのに必要な本。」(ジュンク堂書店 滋賀草津店 山中真理さん)
「感情を感じにくい少年が、それでも他者への理解を深めようとする時の気持ちに心を揺さぶられた。」(水嶋書房 くずはモール店 井上恵さん)
「身動きがとれない人たちの「心の救いとなる一冊。」」(萬松堂 中山英さん)
「"感情"を育んでいく主人公をとても強く感じました。他人との関わり方を教えてくれた作品でした。」(丸善 岐阜店 大野久美子さん)
--------------------
私の手元にある「アーモンド」とは内容が違うのか?
読み損ねた部分があるのかと思ってもう一度読み直してみたが、やっぱり駄作だった。
不思議だ。