電化製品等の使用感を書く。
根本千春氏が書いた「嫌われない男のエチケットとマナー」を読んだ。以下はその感想。
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著者:根本千春
出版社:明日香出版社
平成30年8月21日初版発行
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基本的には、よくある礼儀作法の本だが、今まで他の本では見たことが無いような記述もあった。
汗の匂いを消すこと、肌の手入れをすること、SNSへ勝手に情報を上げないこと、報・連・相しづらくなるような無駄な威圧を行わないことなど。また、男性が女性と食事をするときの注意点も載っており、まあまあ参考になった。
第1章「身だしなみ編」第3章「セクハラ・パワハラ・気遣い編」第6章「食事・接待編」において、女性が望む男性の振る舞いとはどのようなものなのか、ちょこちょこ書いてある。
冠婚葬祭等を扱った章に目新しい点はほとんど無い。
ポタニーニの洗顔フォームを使った。肌がツッパることもなく、悪くはなかったが、値段ほどの価値があるかは微妙。
「potanini」の洗顔フォームは、超電水を100%使用しているらしい。
「超電水」とは何か。ポタニーニ ウォッシングフォームで使われている超電水は、高機能還元性イオン水であるらしい。
高機能還元性イオン水とは何か。適当に検索してみると、高度浸透性還元イオン水とか、高機能電解還元水とか色々出てきて何が何やらわからない。
potanini洗顔フォームの成分表示を見ると、水、グリセリン、ココイルグリシンK、ローズ水、アルギニンと書いてある。この中の「水」が超電水なんだろうか。どうなんだろう。
雅姫氏の「すてないひと 好きなものは、日々使う」を読んだ。
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書籍:「すてないひと 好きなものは、日々使う」
著者:雅姫
出版社:株式会社マガジンハウス
2018年9月6日第1刷
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見た目・紙質は書籍、内容は雑誌・カタログ。
ヨーロッパの製品の中古を有難がるのはなぜか。新品ではダメなのか。
外国の安い日用雑貨を高価な品物のように扱っている。
ファッション誌のように物を紹介していく形式。
カビの生えたカッティングボードはお湯を掛けただけで使えるのに、「曲げわっぱ」の方は気を使っているのはなぜか?
新品のカッティングボードを自分なりに傷めつけていくだけではダメなのか。
ヴィンテージ、ヴィンテージ、アンティーク、アンティーク。
埃と湿気に弱そうな雑貨類。引き出しを箱として使ったものやリンゴ箱の本棚、天然素材で編まれた籠。掃除が大変そう。
笊(ざる)の上に「おにぎり」や「ジャムを塗ったパン」がのっている。洗うの面倒くさいだろう。
皿や籠は、あんなにたくさん要るか。
広い土地、広い家が必要。
思想が感じられない。本全体を通す統一的な思想・物語がない。何が言いたいのか分からない。
「風合い」「こなれた感(こなれ感)」「大人モード」「抜け感(抜け)」。