電化製品等の使用感を書く。
学研プラスの「マンガでわかる中学数学 中1」を読んだ。
数学の説明のわかりやすさは大したことは無いが、漫画として面白い。
昔、進研ゼミかなんかの漫画やビデオを持っていたが、漫画・ビデオの物語はオマケだった。
教材が進化している。
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題名:「マンガでわかる中学数学 中1」
漫画:ソウ
編者:学研プラス
発行人:代田雪絵
編集人:松田こずえ
編集担当:宮崎純(「崎」の右は「立」と「可」)
発行所:株式会社学研プラス
データ作成:株式会社四国写研
印刷所:株式会社リーブルテック
編集協力:秋下幸恵、花園安紀、林千珠子、梁川由香
ブックデザイン:小口翔平+大城ひかり(tobufune)
DTP:株式会社四国写研
製作:COMIC×STUDY製作委員会(宮崎純(「崎」の右は「立」と「可」)、小野優美、中山敏治、高橋敏広、近藤想、八巻明日香、小出貴也、井上希望、松田勝利、伊藤なつみ、松原由幸、平谷美咲)
令和3年3月9日第1刷発行
角川から出ている「あいうえおフォニックス2 英語の[子音]編 日本人が苦手な発音を徹底攻略!」を読んだ。
発音の説明がわかりやすかった。
図を使って口の形や舌の位置を解説しており、見て学べる。
フォニックスの本というよりは、発音の本である。
フォニックスを使って発音を学ぶ形式なので、難しい英単語が大量に使われている。
英検準2級くらいの英語力が無いと読めない。
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★フォニックスは「発音と綴りの関係」を学ぶものであって、発音を学ぶものではない。
フォニックスは、英単語の発音と意味をよく知っている人(ネイティブの子供)に「発音と綴りの関係」を教えるためのものなので、「発音」「意味」「綴り」を同時に学んでしまう外国人は基本的には使わないものである。(本書は「綴り」だけでなく、「発音」の説明にも力を入れている。)
★フォニックスの規則には例外が多い。
英語以外のヨーロッパの言語を学ぶ時、フォニックスのような複雑なものは習わないのではないか?
発音と綴りがほぼ一対一に対応しているから。
英語圏で「読み書き」の学習にフォニックスを使うのは、発音と綴りを綺麗に対応させる規則が存在しないからでは?
正確な発音がわからない場合、フォニックスの規則を使って憶測で読むよりも、辞書等で調べる方が良い。
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題名:「あいうえおフォニックス2 英語の[子音]編 日本人が苦手な発音を徹底攻略!」
著者:スーパーファジー
出版社:株式会社KADOKAWA
令和2年11月30日初版
文響社の「人生、何を成したかより どう生きるか」を読んだ。
これは内村鑑三の「後世への最大遺物」の現代語訳に佐藤優の解説をつけた本である。
「後世への最大遺物」は、大した話ではなかった。
佐藤優の解説は、格差社会がどうのこうの、共産主義と資本主義があーだこーだ、共助・公助・互助が云々、という内容だった。
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23頁、「ともかく、なるべく罪を犯さないように、なるべく神に逆らってけがらわしいことをしないように、ただただ立派にこの生涯を終わって、キリストによって救われて天国に行き、未来永遠の喜びを得たいと思うようになりました。」
☆植民地を肯定。
35頁、三角貿易(銃・奴隷・砂糖)で財を成して孤児院を作ったスティーブン・ジラードをほめる。
58頁、「文学は私たちが常に考えている思想を後世に伝える手段であり、それが文学の意味であり、実用的な目的だと思います。思想は遺すべき偉大なものであり、その思想を現実に行ったものが事業です。」
64頁、「〜、『源氏物語』が日本人の魂を奮い立たせるために何をしたかというと、何もしないどころか、女性のような意気地なしにしてしまいました。だから私は『源氏物語』のような文学は根絶したいと思っているのです。」
64頁65頁、「文学は世界に対して戦いを挑むための道具です。今戦えないから、将来に向けてずっと戦うのが文学です。〜〜。この国や社会をよくするために、世界の敵や悪魔と戦争することなのです。」
97頁、「〜、正義のために戦うのは少数派だからです。」
☆少数だから正義?
☆金も事業も思想も遺せない人は、勇敢で高尚な良い「一生」を遺すべし。
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題名:「人生、何を成したかより どう生きるか」
著者:内村鑑三
解説:佐藤優
構成:奥田由意
装丁:水戸部功
写真:土居麻紀子
本文デザイン:小寺練
本文イラスト:SANDER STUDIO
本文組版:株式会社キャップス
編集:野本有莉
発行者:山本周嗣
発行所:株式会社文響社
印刷・製本:中央精版印刷株式会社
令和3年2月24日第1刷
令和3年3月22日第2刷