電化製品等の使用感を書く。
TAC出版から出ている小学1年生用の計算ドリルを見た。以下はメモ。
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題名:「キラキラ☆おうちスタディドリル 小1けいさん」
編著者:TAC出版編集部
出版社:TAC株式会社 出版事業部(TAC出版)
平成30年11月30日初版第1刷
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計算ドリルとしては問題ない。キャラクターがいるとクイズの本を読んでいるような感覚になる。
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41頁、「いぬ 7ひき ねこ 2ひき ちがいは なんびき?」
差を問う問題。単に「ちがい」だと意味が取りにくい。「どちらがどれだけ多いか」みたいな問い方をしてほしい。
43頁、45頁にも同じような「ちがい」が出てくる。
66頁、「ブローチが18こ リングが6こ あるよ。ブローチと リングは どちらが なんこ おおいかな?」
41頁43頁45頁もこのような表現であればわかりやすかった。
72頁、「じゅもんの ほんで かくにんして おいてね。」
問題・回答に関わるセリフとどうでもいいセリフが混ざってる。
95頁、「ピオニー」って何かと思ったら、このドリルに出てくるキャラクターの名前だった。
★「シエル」というキャラクターの首の位置がおかしいような…。
井上大輔氏の「たとえる力で人生は変わる」を読んだ。以下はその時のメモ。
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題名:「たとえる力で人生は変わる」
著者:井上大輔(いのうえだいすけ)
出版社:株式会社宣伝会議
平成31年2月1日初版
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帯には「たとえる力でわかる・伝わる・ひらめく自分になれる。」と書いてある。「伝わる」に関しては詳しく解説されているものの、「わかる」「ひらめく」に関しては読者の自助努力に任されている。
伝えたいことを相手に伝えられる譬え話を作るには、どのような点に注意すべきなのかがうまく纏められている。
「わかる」・・・ある事柄の「構造」を把握し、他の事柄の構造との類似点・相違点を見抜く力。
「ひらめく」・・・ある事柄と同一の構造を持つ譬え話や新理論を発想する力。
「伝わる」・・・考案した譬え話が説明したい事柄と本当に同一の「構造」を持っているのかどうか、あるいは相手の理解できる物語になっているのかどうか等を検証し、譬え話を適切に修正・改善・完成する力。
本書が注力しているのは「伝わる」だけ。(33頁)
譬え話を発想する方法そのものは説明されていない。普段から譬え話の創作を行なっていて、その技術に磨きをかけたい人が読む本である。
第4章の「英語のたとえ話」はツマラナイ。本書の中で浮いていて、何の役割も果たしていない気がする。
イドリス・アベルカンの「フランスの天才学者が教える脳の秘密」を読んだ。
駄作だった。
駄作の中の駄作。
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著者:イドリス・アベルカン
翻訳者:広野和美(ひろの・かずみ)
出版社:TAC出版(TAC株式会社出版事業部)
平成30年12月14日初版第1刷
原書の題名:
「Libérez votre cerveau !」(脳を解き放て!)
原書の副題:
「Traité de neurosagesse pour changer l'école et la société」
(学校と社会を変えるための「知恵ある神経科学」概論)
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本書の主眼は、学校と社会を変えよ、という提案。
本書には、いくつか暗黙の前提がある。 例えば、子供は元々勉強熱心であり、既存のシステムが妨げなければ子供は勝手に学ぶはずだ、という前提。 学校の授業にゲームを取り入れるには、具体的にはどうすればいいのか、一切書かれていない。子供が勝手に考えてくれるわけではない。 子供は歯磨きを嫌がる。不快な感覚を伴うものは、遊ばせていれば勝手に覚えるわけではない。
基本的に神経科学の本ではない。
著者は、秀才たちの発言・逸話・学説を大量に引用することで、自らを天才に見せかけようとしている。 自分を大きく見せる宣伝の天才ではある。
結論が凡庸。学校から強制をなくして、生徒を伸ばせば、皆特別な人間になれる、というもの。 脳を解き放つための具体的な手法は語られずに終わる。
万能で博識な「知の巨人」が難しい科学技術を分かりやすく教えます、という本には怪しいものが多く、警戒が必要。
「神経−なんちゃら」という用語を発明して、ごちゃごちゃ捏ねくり回すだけ。
néologisme・・・造語症、奇を衒った新語を使う、新語好き。
「neurosagesse」は著者の造語で、中身のない用語。
フランス語版第4章心の体操
1) Pratiquer la subjectivité limpide.
・・純真な主観に従う
2) Sachez désinstaller une application
・・アプリケーションをアンインストールする
3) Passer de l'impuissance apprise à la puissance apprise
・・"やってもできない"を"やればできる"に変える
4) Soyez un néophile délibéré
・・"新しいもの好き"になる
5) Pratiquez l'exploration, ou l'art de la flexibilité mentale
・・心を柔軟にするコツを身につける
6) Pratiquez la méthode des lieux (une méthode de mnémotechnie)
・・"記憶の宮殿"を建てる
7) Ignorez vos pairs
・・周囲の言葉を気にしない
いづれの節にも、具体的なやり方は書いてない。
帯にもある「"やってもできない"を"やればできる"に変える」の部分は酷い。8行で説明が書いてあるのだが、なぜ「やってもできない」と思ってしまうのかを述べた文章だけで8行のほとんどを使ってしまう。8行の中の1文だけが「やればできる」に関係する情報で、引用すると「だがあきらめてはいけない。」とのこと。これ以上の情報は全く書かれていない。
下らないエピソードをだらだら並べただけの最低な本だった。
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140頁、「〜、知恵ある人とは体制など無用の長物だと証明する者のことだ。体制は人間のエゴの集まりにすぎない。」